ドラジャパクイーンのお部屋へようこそ!ドラマ・演劇・言語教育について思うこと

ドラマ・演劇を日本語教育に活用するアイデアをシェアする場です。

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ドラジャパクイーンの回顧 1:虚構、模倣、遊び

懐かしのベイビーキルト 前回、ドラマ教育における「虚構」の重要性について考えてみました。「虚構」と必ずと言っていいほど、いっしょに語られるのが「模倣」です。 上の写真の中で犬の敷物になっているくまちゃんのキルトを見ると、思い出すことがありま…

ドラジャパクイーンの迷走 2:「安全装置」としてのドラマ的なるもの

ビクトリア大学庭園のスズラン いい匂いで幸せな気持ちに。 前回のブログで「装置」という表現を使いました。 また国語辞典で調べてみますと、「ある目的に合わせて設備、機械、仕掛けなどを備えつけること、または、その設備、機械」を意味するそうです。 …

ドラジャパクイーンの迷走 1:「演劇」と「ドラマ」同じ?それとも違う?

ビクトリア大学庭園の鉄線を観察する柴犬ポント 前回のブログでは、ドラジャパクイーンの誕生です!と大見得を切りました。 しかし、カナダの大学でドラマ、演劇を外国語に活用という留学の大義名分にも関わらず、研究の方向を大転換してしまったのです。 そ…

ドラジャパクイーンの誕生 2:ドラジャパって、何?の続き

ビクトリア ブリティッシュコロンビア州副総督公邸のバラ園 「ドラジャパ」という言葉で、わたしは何を言いたいんでしょう? ドラマ的なもの+日本語を意味している、ということは確かなんです。ただ、「ドラマ」というのが、ちょっと曲者でして。 「ドラマ…

ドラジャパクイーンの誕生 1:ドラジャパって、何?

ビクトリア郊外で自生するFawn Lily 春の訪れを告げる花 ドラジャパって、何なの?と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。それに「クイーン」までついているし。 「ドラマクイーン」は元々、英語の慣用表現で「小さい事に対し、大げさに騒ぎ立て…

はじめまして、ドラジャパクイーンです。ドラマや演劇を言語教育に活かすには?

はじめまして。ドラジャパクイーンです。 カナダのビクトリアという町で日本語を教えて、30数年。 カナダのビクトリア市にあるBeacon Hill Parl きちんと日本語教授法も学ばず、いきあたりばったりで教えている中、日本語会話をどうやって教えたらいいか、…